しきたり

 ・以下の条件をひとつでも満たすことがあれば「ゴミ狩族」と自称する資格があります。
・自分で出したゴミは持ち帰ります。
・ゴミのポイ捨ては絶対しません。
・普段からゴミ袋やトングなどを常備し、ゴミ拾いが必要だと感じた時には自分のまわりだけでもゴミ拾いを行います。
・海岸や海上・上陸地などで目に付いたゴミを拾います。
{付則}
・海上・陸上を問わず戸外で拾ったゴミについては、現地にゴミ回収の手段があればそれを利用しても可。あるいは、自宅に持ち帰って処分するのも可です。
・ゴミ狩りにあたっては、あまり神経質になる必要はありません。とくに海上では、獲りそこなったといって気にする必要はありません。獲ったゴミをカヤックに乗せて運搬中、何かの拍子に落としてしまった場合も同様に気にする必要はありません。

 とくに付則の一番最後は頭の隅っこに置いておいてください。
 慣れてくると、海上でもけっこうゴミが目に付くようになりますが、あまり執着すると危ない目に遭うことがあります。例えば、岩礁(洗岩)地帯近くのゴミを獲るときや、波やうねりのあるときに進路を急変させて獲るときなどがそうです。
 また、海上で獲ったゴミがどうかして大猟だったりすると、くくりつけ方が不安定になってしまうこともあります。そんな状態で洗岩地帯通過中に波を食らってゴミが落ちても、あわてて拾おうとしてはいけません。バランスを崩して沈をするおそれがあります。・・・実は私、やらかしました。
 基本的に、ゴミ狩族が獲るゴミは「他人が捨てたモノ」なのです。無理は禁物です。

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